SORUTONのぼちぼち本紹介

現役JCがおすすめの本とかを紹介します!

学生さん必見! 現役JCおすすめの本part1

 こんにちは、あるいはこんばんは! SORUTONです!

さて、今回は「学生さん必見! 現役JCおすすめの本part1」ということで、個人的にすっごくおすすめの本を何冊か紹介していきたいと思います。

 

 これを呼んで下さっている方の中には、あまり本を読まない方もいると思います。学校などでおすすめされた本はなんだか内容が似たり寄ったりで正直あまり面白くない! とか、新しいジャンルの本にも手を伸ばしてみたい! などと思っている方や、子供が中々本を読んでくれない……などといった悩みを抱えている親御さんもいると思います。

 そこで、年間300冊以上本を読んでいる私が、一押しの本の数々を紹介していきたいと思います!

 

そして五人がいなくなる

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 はやみねかおるの名探偵夢水清志郎シリーズ第一作、『そして五人がいなくなる』です。

 だいぶ常識が欠如している探偵夢水清志郎と、三つ子の姉妹との掛け合いがテンポよく、サクサクと読める本となっています。あらすじとしては、主人公の亜衣たちの家の隣に引っ越してきた生活力0、常識も0の探偵夢水清志郎がのんびりまったりごろ寝をしながら怪事件を解決していくお話。
 ミステリーとしては珍しく、『誰も死なない』ミステリーとして知られています。

 また、はやみねさんの本で『都会のトム・ソーヤ』もとても面白く、ぜひ読んで頂けたらなと思います。

 

密室の鍵貸します

対象年齢小学校高学年~

 

 ミステリー作家、東川篤哉の烏賊川市シリーズの第一作。

 しがない大学生の戸村流平は、突然殺人事件の容疑者として追われる身になってしまいます。貧乏探偵の鵜飼杜夫などを交えて容疑を晴らそうと試みますが……。

 成り行き任せの探偵鵜飼杜夫、うら若きビルの美人オーナー二宮朱美など個性の光るキャラたちの掛け合いがとても面白く、しかもしっかりと伏線が張られていてミステリー好きには堪らない本です。
 また、シリーズ第四作目『交換殺人には向かない夜』は、いままでの烏賊川市シリーズを知っている人ほど騙される、超最高傑作だと個人的に思っています。

 私は小学五年生でこの本を読んだのですが、語彙力を無くすほど伏線が凄くて驚愕したのを覚えています。

 

ジョーカー・ゲーム

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 柳広司のスパイ小説『ジョーカー・ゲーム』。戦時中の日本を舞台に、『D機関』と呼ばれるスパイ養成所のスパイたちが暗躍するハードボイルド小説です。

 その最高指導者である結城少佐を中心に、自分の信念以外の全てを欺き生き続ける男達の生き様を描いています。

『決して、とらわれるな』――

 この言葉に痺れること間違いなしです。

 

四畳半神話体系

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 森見登美彦の『四畳半神話体系』。京都の街を舞台に、不毛な時間を過ごしている『私』と悪友『小津』、孤高の乙女『明石さん』などといった登場人物が騒動を巻き起こします。

 自分がこんな自堕落な生活を送っているのは『小津』のせいだと言い張り、『明石さん』とはなかなか仲良くなれず、どうやっても不毛な時間を過ごす『私』視点で四つの平行世界が進行します。

 語り口調が古めかしいので、最初は少し取っつきにくいと感じるかもしれませんが、中身はいたって単純、明快。くすっと笑えるところもあるので挫けず読み進めてみて下さい。いつの間にか森見ワールドの虜になってしまいます。

 

 

 

 いかがでしたか? 興味を持ったら是非、読んでみて下さい! ここまで読んで下さった方、ありがとうございました! 日々精進します!